石川県の冬の味覚「かぶら寿司」
2024.11.07
この北陸の地にて里山里海で獲れる厳選された食材を使い、370年以上の歴史を刻む杉野屋与作。
素材の味を最大限に生かす方法を探しながら食品のプロフェッショナルとして、風味・食感・香りを日々研究し進化し続けています。今回は、石川県の冬の味覚といえば「かぶら寿司」と言われる、なれ寿司についてご紹介いたします。
かぶら寿司とはどのようなものか?
石川県民にはなじみの深いかぶら寿司ですが、名前を聞いたことがないと言われる方もいらっしゃるのではないでしょうか。かぶら寿司とは、かぶらを麹で漬け込んだなれ寿司のことです。昔から石川県では、寒い冬に採れる大きなカブと冬の脂がのったブリをはさみ、麹で漬け込んで作るかぶら寿司が作られてきました。発酵による旨味と酸味を同時に楽しむことができます。
杉野屋与作のこだわり
杉野屋与作では、BLOF理論に基づき生産されたカブを使用しています。BLOF理論とは細胞をつくるアミノ酸、生命維持に不可欠なミネラル、生育・施肥を支える土壌という3つの分野に分けて農業を考察し、科学的・論理的に営農していく方法です。BLOF理論で作った野菜や米は、丈夫な作物となるため、病害虫にも強く、栄養価が通常より高いのが特徴です。
杉野屋与作では地産地消を目指し、石川県産の青首かぶにこだわっています。
食品添加物を一切加えず能登の米を使った生麹でゆっくりと漬けた自然な甘みと発酵した香しさが特徴です。
また、かぶら寿司は冬の限られた季節のみ作られる商品です。素材と製法にこだわっているからこそ、大量生産ができず、数量限定での販売になりますことをご了承くださいませ。
こだわり食材でつくるかぶら寿司をぜひこの機会に味わってみてください。