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トップページ > 商品一覧 > 海の幸・珍味 > 蟹乃寶箱
商品番号 10066ヨKN3
石川県産香箱蟹
日本海の冬の味覚の王様外子と内子と蟹みそをいっぺんに味わう
12,960円(税込)
[ 送料込 ]
【販売期間:2024年11月7日0時0分〜2024年12月17日17時0分】
申し訳ございません。ただいま在庫がございません。
日本海の冬の味覚の王様、ズワイガニの雌を北陸では「香箱蟹」と呼んでいます。雄のズワイガニもおいしいのですが、石川県では小ぶりで味が濃い雌のズワイガニは冬の人気者です。
雌の甲羅に釜茹でした身と、つぶつぶした食感の外子、ほろりとした口当たりでオレンジ色も鮮やかな内子を、芳醇な蟹味噌と一緒に詰め、まるで「寶箱」のよう。
こちらの商品は11月25日以降の出荷を予定しております。水揚げの状況により、ご希望の期間にお届けできない場合がございますので、あらかじめご了承ください。
また、自然のものですので、多少のバラツキがございます。 上記をご確認の上ご注文くださいますようよろしくおねがいいたします。
香箱ガニとは北陸地方で獲れる雌のズワイガニのこと。小ぶりながら「濃厚な蟹味噌」、プチプチとした食感の外から見える「外子」、甲羅をパカッとあけると内側にびっしり入った鮮やかなオレンジ色の「内子」が最大の魅力です。これはオスのズワイガニでは味わえません。繊細な身もコクと旨味に満ちていて、ほんのりとした甘味があります。「1年で2か月だけの贅沢」として、食通の間でも大変有名です。旅に行けなくても香箱ガニの甘み、旨味、奥深さを楽しんでいただけます。
ズワイガニはオスとメスで別々の名前で呼ばれ、オスは越前ガニや松葉ガニをはじめ、石川県では、加賀・能登でとれるため「加能ガニ」と呼ばれています。メスは石川県や富山県では「香箱蟹(コウバコガニ)」、福井県では「セイコガニ」、京都府北部の丹後では「コッペガニ」と呼ばれています。「香箱ガニ」の名前の由来は「子をば食う」カニからきている説、金沢の方言で小さくかわいいものを「こうばく」というからなど由来は諸説あります。
内子内子は成熟していない卵で、ねっとりしていて味が濃く、しっかりとした歯ごたえがあります。かに味噌を超える蟹のうまみが凝縮され、味わうなら断然内子と言われるほど美味。甲羅の中で、かに味噌と和えていただくか、味噌汁や炊き込みご飯などでいただきます。
外子外から見えるお腹に抱いた卵が外子で、プチプチシャキシャキの不思議な食感が特徴です。この食感を味合うなら、11月半ばから12月半ばくらいまでが一番おいしい時期です。ほんの少しお醤油を垂らして、ご飯と一緒にいただくとご飯が進みます。
産卵する雌の保護を目的に、11月上旬から年末までの解禁日からわずか2ヶ月間しかとることができません。大きい物は1kg以上になる雄のズワイガニと比べ、香箱ガニは最大300gまで、150〜200g程度が通常の大きさです。香箱ガニが珍重される理由は、大変美味であることはもちろんですが、冬の短い間限定の貴重な食材であり、さらに限られたエリアでしか入手できないということも大きな理由です。
カナダやロシアのズワイガニ、北海道の紅ズワイガニなど多くの蟹は、通常「カゴ漁」と呼ばれる漁法で捕獲します。海底にサバなどのエサを入れたカゴを連ねて沈め、カニを誘い込んで漁獲する為、そのエサが臭みの素やえぐみになります。一方、松葉ガニや加能ガニは餌も付けずにそのままを捕獲する「底引網漁」で獲れるため、自然の味そのもの。甘くジューシーな繊細な身質と、臭みのない純粋で濃厚な蟹味噌の味が最大の特徴と言えます。
鮮度抜群!身入り良いカニの見極めと茹で工程へのこだわり
金沢の市場から朝6時頃七尾魚市へ並んだばかりの香箱ガニを購入、活きた状態のまま、7時頃には茹でています。何より鮮度と身詰まりにこだわるのは、納得できるカニをお届けするため。茹で上がった香箱ガニは、急速に冷却し身を引き締めます。釜全体に滲み出てきた濃厚なエキスが、さらに蟹の内部全体まで染み入り、美味しく仕上がります。
蟹の甲羅を器に食す まるで「蟹のたからばこ」
コウバコガニを食べやすいように、殻から取り出し、カニ身、カニ味噌、外子、内子に分け、蟹の甲羅にすべて盛り込みました。蟹を取り出すのが面倒と感じる方や苦手な方でも、手間いらず、見た目も鮮やかで内子外子満載甲羅盛の味を堪能していただけます。杉野屋与作では、うま味水分とふっくら感をそのままに、あえて真空包装せず丁寧に個別包装しています。家庭の冷凍庫で保存し、食べる際に解凍してお召し上がり下さい。
茹であげた香箱ガニは、絶妙な塩加減が付いていますので、そのままの味をご賞味ください。たっぷり入ったかに味噌と内側の卵をスプーンや箸で混ぜて食べると絶品です。
そのまま身もほぐし豪快に香箱ガニ丼にして食べれば、幸せをかみしめずにはいられません。
殻でとったカニ出汁を使い、ちょっと贅沢なお味噌汁や雑炊もおすすめ。最後に甲羅にお酒を注いだ甲羅酒も絶品です。
蟹乃寶箱